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特別編
新妻聖子ちゃんファンクラブイベント
『皆のお茶会〜2杯目〜』
日時 2005年11月23日(14:30〜16:30)
場所 東京:西新宿  ヒルトン東京:大和の間
人数 約170人
(1テーブル12人で、それがA〜N位までありました)


『レ・ミゼラブル』『21C:マドモアゼル・モーツァルト』『サド公爵夫人』
と、今年も大活躍の新妻聖子ちゃん


その聖子ちゃんのファンクラブ「S-Presso!」のイベント第2回が、
前回と同じく、東京のヒルトンホテルと言う所で開催されました。


その模様を少しお伝えしようと思います。
なお、前回のイベントの模様は、こちらにアップしてあります。
併せてご覧頂ければと思います。
※発言集は私の記憶によるものなので、完全では
ありませんが、雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。


登場
  会場の照明が薄暗くなって
『ガラスのうさぎ』のイントロがスタート。
それと同時に胸元に黒い花の付いた、黒の肩出しワンピースで
聖子ちゃんが登場。
前回は聴く事の出来なかった、この曲でスタートしてくれたので
この時点で私の気分は盛り上がってました。
同じように感じたのか、会場の皆が、この時をしっかり目に焼き付けようと
熱い視線を聖子ちゃんに注ぎ、聞き惚れている様子でした。
歌い終えた後で、聖子ちゃんの口からご挨拶。
新妻 「本日は、『S-Presso! 皆のお茶会2杯目』に
お集まり頂きまして、ありがとうございます。
前回、来て頂いた方は分かると思いますが、今日、
初めて来て頂いた方、結婚式みたいでしょ?(笑)
ま、私も『新妻』なんですけどね(笑)」
ドッと沸く会場。
歌の最中とは一転して、和やかな雰囲気に。
新妻 「本日は、お茶会と言う事で、前回同様ゆるーい感じで
いきたいと思います。
皆さんもコーヒーや紅茶を飲みながら、ごゆっくり
私の歌に、お付き合いください。
今日は、前回のイベントで寄せられたアンケートを元にリクエスト曲の
ベスト6を歌って行きたいと思います。」
と言った後、今日のピアニスト:『あんざい』さん(Rカンパニー)を紹介。
聖子ちゃんとは、『21C:マドモアゼル・モーツァルト』で共に
全国を巡ったそうです。


今日は、会場に『質問ボックス』と言うものが設置され
今日参加した、ファンクラブ会員の皆さんから寄せられた
(1).『21C:マドモアゼル・モーツァルト』に関する質問
(2).『サド侯爵夫人』に関する質問
(3).プライベートに関する質問
(4).『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』に関する質問
に聖子ちゃんが答え、そこからトークを膨らませていくと言うのが
メインのスタイルでした。


21C:マドモアゼル・モーツァルト
質問 「『マドモアゼル・モーツァルト』では男性を演じましたが、
役に成りきる為にどんな事に気を付けましたか?」
新妻 「私、普段は女の子らしいピンクのTシャツを着るのが好きなんですけど
それをやめたりとか、
稽古場でも『新妻さん』『聖子ちゃん』と言う呼び方はやめて
役名の『ヴォルフィー』と呼ばれたりと
本当に『男』に徹するようにしましたね。
でも1番は、やっぱり髪を切った事が大きかったですね」
と、質問に答えた後、2曲目は、その『マドモ』の曲で
『音楽はぼく』。
『マドモ』の本番では、色々と手直しが施され、
8バージョン目が披露されたそうです。
それも良い曲なんですが、聖子ちゃんは進化の過程である
4バージョン目も好きだったそうで
今回は特別に、その4バージョン目を聴かせてくれました。
『♪音楽はボクのす〜べ〜て〜』
こっちも良いなぁと思いながら聴いてました。

  音楽座の稽古では、コンビニに行く暇もない位忙しいので、
毎日、炊き出しがあったそうです。
これを無料で食べ放題と勘違いし『太っ腹〜!』と思っていたら
後日、キチンと請求が来て、残念だったそうです(笑)。


サド侯爵夫人
  とっても長くて難しい台詞を披露していた『サド侯爵夫人』。
その台詞の暗記は、とっても大変だったようで
『マドモ』のツアーを回りながらも片手に台本を暗記。
バスの移動では、深夜になると照明が消されてしまうので
新妻 「携帯のライトで台本を照らしながら暗記しました。
新聞屋さんが働き出す時間までやった日もありましたね」

  とてもユニークな髪型をしていた『サド侯爵夫人』の出演者の面々。
会場の質問も髪型に関するものばかりでした。
(1).カツラの中は落ちないように、実は鉄で出来ているから重い
(2).ルネの扮装は、肌が露になっている所、全てに『おしろい』を
  塗るので、2時間かかる(カツラはかぶるだけなので3秒)
(3).コシノジュンコさんの衣装が美しく見せてくれて良かった
と、言うように答えていました。


3曲目は『on my own』(英語バージョン)。
歌が上手く英語が凄いのは、もちろんだけど
それ以上に舌が滑らかに良く回るなぁと言う印象を受けました。


めざましテレビ『広人苑』
  ここで、少しVTRタイム。
以前『めざましテレビ』で放送された『広人苑』コーナーを
特別編集したものがスクリーンに上映されました。
(1).フジテレビの中野美奈子アナが『他局の話題ですが…』
  と前置きした上で、『ブランチ』良く見てますと暴露したりとか(笑)
(2).耳鼻科の先生が『(聖子ちゃんの)声帯の何かが太い!』と
  驚いていたと言う話
(3).タイに居た頃は日本語が恋しくて、お姉さんと一緒に
  『CHAGE&ASKA』さんの曲をむさぼり聴いていたと言う話
(4).中野アナとのトークの部分(野外)を撮影したのは
  聖子ちゃんの母校:上智大学の
  裏の土手だったそうです。
(5).聖子ちゃんにとっての『歌』とは
新妻 「生きる事であり遊びです。自分の心と体が解放されると言う意味での遊び。
体の中から沸き起こってくる、使命に近い遊びだと思っています」
と言う事を語っていたのが印象的でした。
4曲目は、VTRが終わると同時に、VTR中で聖子ちゃんが柏の商店街で歌っていた
『MEMORY』(ミュージカル『キャッツ』より)
を披露。
(余談ですが、この曲凄く良かったので、お茶会後にCDショップで借りてきました。
力強い聖子ちゃんの歌声も良いけど、体の隅々まで浸透するようなオリジナル版も
素敵でした)


再演望む!
  『その他・プライベート』部門の質問にお答え。
質問 「(『マドモ』の役作りの為に切った)髪が伸びたらどうしますか?」
新妻 「これは『ミス・サイゴン』でキムを演じる為に髪を伸ばすのが
私の使命だと思っています。
ファッション的には短い方が楽ですけどね」
質問 「『ミス・サイゴン』の再演は期待しても良いのでしょうか?」
新妻 「これは、私自身も強く望んでます!!」
と言う、聖子ちゃんの声には一際、熱いものを感じました。

  5曲目は、そんな大好きな『ミス・サイゴン』から
家で鼻唄として歌っていると言う『I Still Believe』。
この曲は、キムとエレンと言う2人で歌う曲なんですが
新妻 「キムのパートを日本語で、エレンのパートを英語で歌おうと思います」
と言う、帰国子女ならではの離れ業を披露。
凄いものを見せてもらったと言う満足感が、見てる私にはありましたが、
歌い終わった後の聖子ちゃんは、魂が抜け落ちたかのような
放心状態で、身体がフラ〜ッとなってました。
新妻 「キムとエレンがW不倫されたような気分です。疲れた〜」


レ・ミゼラブルとミス・サイゴン
  ラスト1曲を残して、質問コーナー。
私が、書いた『コゼットをやってみたいと思いませんか?』
と言う質問が読まれ、
新妻 「コゼットは、おいしい役のようで難しいと思います。
誰もがコゼットのことを歌うけれど、コゼット自身の発言の機会が少なくて
どうやって、自己主張を表していいかわからない 難しい役だと思います。
・・・コゼットとエポニーヌの両方をやった方って居ませんよね?
機会があればチャレンジしてみたいです」
と答えて頂きました。ありがとう。

質問 「男性なら『レ・ミゼラブル』で誰を演じたいですか?」
新妻 「ジャン・ヴァルジャンですね。周りからは、ジャベールだろ!と言われますが」

質問 「『レ・ミゼラブル』共演者で誰が凄いと思いましたか?」
新妻 「皆さん、凄い方ばかりなんですが・・・そんな中でも坂元健児さんが
インパクトありました。
稽古場で初めて声を聴いて、『この声は誰!?」と思いました。
生声なんですが、『歯の裏にマイク付けているんじゃないか』って言う位
ビリビリビリビリ〜って響いて。その時、私の脳裏に『坂元健児』と刻まれました」

質問 「『ミス・サイゴン』で好きな曲は?」
新妻 「『I Still Believe』と、ジョンとのデュエット『Please』ですね」


などなど、他にもいっぱい質問が寄せられ、
それにも一つ一つ丁寧に答えていました。
・・・そうこうしている内に、いい時間になって、最後の曲へ。
曲は、『ミス・サイゴン』の『命をあげよう』。



以前、『ミス・サイゴン』の再演を熱望する理由の一つは、この曲を歌いたいから
と語っていた聖子ちゃん。
その意気込み通りの熱唱でした。



この熱唱は本当凄く、翌日、私の頭の中で、この歌のメロディが
何度も何度もリピートされる位、耳に残ってました。


呼ばれてないのに
  『命をあげよう』を歌い終え、舞台袖に消える聖子ちゃん。
その姿を見届けた後のお客さんは、
その余韻を楽しんでいたのか、妙に
シーンと静まり返ってました。
そんな会場の雰囲気を打ち破ったのは他ならぬ聖子ちゃん。
新妻 「呼ばれてないのにジャジャジャーン!
前回の『お茶会』は期せずしてアンコールが起こって嬉しかったので
いささか強引ではありますが、今回は、自分で
自分にアンコールしてみました(笑)」
そんな事を言って、ちょっと申し訳なさそうに登場した聖子ちゃんを見て
笑いに包まれる会場。
新妻 「これで、本当に最後です。
もう出てこないですから安心してください(笑)。
最後の曲は、皆様が余韻を残しつつ、気持ち良く
帰れるように宇多田ヒカルさんの『First Love』を歌わせて頂きます」
本当にエンディングって感じがして、心地良い締めになりました。


ファーストライブ決定!
  最後に、公式サイトで発表されるのよりも、ちょっとだけ早めに
ファーストライブの告知がありました。
2006年2月13日(月)。場所は草月ホール。
新妻 「皆さんにより良い音楽を届ける為に、劇場で
ソロライブを出来て嬉しいです」
ミュージカルの曲も良いけど、ライブが盛り上がる曲も
聴かせて欲しい所ですね。

  最後は、各テーブル毎に記念撮影をしてお開き。
良い意味で変わらない聖子ちゃんを堪能できた
イベントだったと思います。
次のお茶会の開催時も、変わらない聖子ちゃんで
楽しませて欲しいと切に願います。


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